赤坂国際会計事務所

著作権とブロッキングについて

2018.04.10

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1804/10/news022.html
福井先生の解説を拝見させていただく限り、概ね同意できるところはあります。しかし、違法な著作物を知る権利があるかと言えば、それは権利として弱いと言わざるをえません。
緊急避難の規定は以下の通りです。
(緊急避難) 第三七条 自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない。ただし、その程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。 2 前項の規定は、業務上特別の義務がある者には、適用しない。

重要な点は、「自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため」「やむを得ずにした行為」「これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り」と正当防衛と比べて、要件は厳しくなっております。

確かに濫用は考えることができますが、著作権侵害の大きさを考慮すると必要性は高く、ブロッキングは認めざるを得ないかなと思います。そのうち、法律を作成すべきですが、まずは自主規制を作るための雰囲気づくりが大切だと思います。

ちゃんとしている会社が、違法なサイトよりも利益が出ない仕組みは、あまり好ましくないので、ブロッキングについては賛成派です。

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