企業コンプライアンス・価格転嫁・下請/内部及び取引先関係
取適法・下請法・建設業法・フリーランス法・労働法——守りの法務を「適正取引の競争優位」に変える。
「東芝勧告」「建設業の労務費基準」「フリーランス法違反」——ここ数年、適正取引をめぐる行政の目が急速に厳しくなっています。
しかし多くの企業では、法改正の内容を把握しているつもりでも、
「自社の契約書・見積書・社内ルール」への落とし込みが止まっています。
コンプライアンスの問題は、「違法かどうか」だけでなく、
「取引先・従業員・行政からどう見られるか」という視点で設計する必要があります。
勧告リスク・通報リスクは、すでに起きている取引慣行の中に潜んでいます。
以下のチェックリストで、自社の状態を点検してください。
1つでも当てはまる項目があれば、まず関連記事で全体像を押さえることをお勧めします。
企業コンプライアンス・チェックリスト
COMPLIANCE SELF-CHECK
当てはまる項目の数で、優先して読むべき記事が変わります。
まず点検し、下記の関連記事へ進んでください。
CHECK 01
従業員の報酬・労務
労務コスト・評価制度・長時間労働
- インフレや人手不足を踏まえて、ここ2〜3年で基本給・賞与・手当などの
報酬体系を見直したことがない。 - 「成果に応じて利益を分配する」仕組みを入れたいが、
評価や賃金制度の設計が止まっている。 - 長時間労働が常態化しており、「人を増やす」以外の解決策
(価格転嫁や案件選別など)を検討できていない。
CHECK 02
社内環境・新しいツール
生成AI・情報管理・現場への浸透
- 生成AIなど新しいツールを一部で使い始めているが、
利用ルール(情報持ち出し・著作権・個人情報など)が決まっていない。 - 新しいツールやシステムを入れても、現場に目的・使い方・期待される成果を
きちんと説明できていない。
CHECK 03
ビジネスモデル・下請け構造
取適法・下請法・建設業法の対象範囲
- 主要な売上の多くを、特定の元請け・プライムベンダーからの受託に依存している。
- 「どこからが下請法・取適法の対象になるか」を、
経営層・営業・管理部門が共通理解できていない。 - 下請けから抜け出したいが、「どの領域で外貨を稼ぐか」
「どこに値上げをお願いするか」の方針が定まっていない。
CHECK 04
取引先との関係
単価引き下げ・無償対応・通報リスク
- コストを下げる際、取引先への単価引き下げ要請・無償対応のお願いを、
ルールやガイドラインと照らさずに行っている。 - 「取引先とのコミュニケーションが、将来の通報リスク・勧告リスクにつながり得る」
という視点で契約・交渉が設計されていない。
CHECK 05
社内文化・態度
慣行・現場浸透・自分ごと化
- 「昔からこうだから」という理由で、
契約条件・見積もり慣行・人事慣行を見直せていない。 - 現場のマネージャーが、新しいルールや方針を”自分ごと”として受け止められておらず、
部下への伝わり方にばらつきがある。
CHECK 06
法改正・行政ガイドラインへの追随
取適法・下請法・建設業法・フリーランス法
- 取適法・下請法・建設業法・フリーランス法など、
ここ数年の改正内容を体系的に押さえられていない。 - 行政から出ている価格転嫁・労務費基準などのガイドラインを、
「自社の契約・見積書」に落とし込めていない。
1つでも当てはまる項目があれば、まず以下の記事で全体像を押さえてください。
複数当てはまる場合は、契約条件・社内ルール・価格転嫁戦略をまとめて見直すタイミングかもしれません。
当事務所では、取適法・下請法・建設業法・労務・価格転嫁を一体で設計するプロジェクト型のご相談もお受けしています。
取適法・下請法・建設業法・労務・価格転嫁について、
個別の状況に応じたご相談をお受けしています。
「どの法律が自社に適用されるか」の確認から、契約書・見積書の設計まで対応します。
