交渉立案から行う弁護士
2021.01.13
幣事務所は、裁判所だけを目標とする弁護士たちの集まりではありません。
幣事務所の目標は、チャレンジするものに対して集中できる環境を作り、できるだけ利益が出る仕組みをつくることです。社会の変革を促すには旧態依然とした社会を壊して、新たにアップデートできるようにして、若い世代に譲渡さなければなりません。
そのためには安心して事業をすることが大事です。ご存知の通り、5%の不安でも、80%の効率を失わせるものです。小さな悩みでも経営者にとっては大きな悩みになってしまうことが多くあります。それによって、うつ病になる経営者もいます。
私がいます。不安にならないで最悪から考えてきましょう。考えていくとどうやったら生き残れるかまで考えることができるようになります。幣事務所は、悩みを増やす専門家ではなく、寄り添い、少しずつ悩み事を減らしていく法律事務所です。
例えば1年後500万円の債務が100万円に減額される案件があった際、多くの弁護士はその成果を素晴らしいものとして評価を求めるかもしれません。しかし、私は、経営者がその際悩んで苦しんでしまう状況こそ機会損失と考えます。従業員に1000万円の報酬を支払っている幹部の人間を経営者が辞めさせたい場合、時間をかけて示談にもっていくことが秀逸と考える場合もあるでしょう。しかし、その場合組織と切り離し影響力を駆使させない状況で、如何に最短で交渉を終わらせるかを考えます。なぜならば、時間こそが経営者にとって資源であり、その資源を失うと、本来的にやるべき事項ができず、上場その他の目的を達成することができないからです。
勿論理不尽な請求をした場合、さっさと裁判所で争った方がよく経営者にはあなたではコントロールできない事項であり、もはや考えなくても良いと述べる場合もあります。なぜなら、裁判所でかかる請求をしてきても我々は怖くない、寧ろ早期解決には第三者を入れた方が良い場合もあるからです。
コンサルタントとしては色々あります。
①経営としてのコンサルタント
②戦略コンサルタント
そして、弁護士は大体は③裁判を通じたコンサルタントとして位置付けられておりました。
私は、それは異なると思っています。
経営とは、社会とメンバーとの接点を持ち、メンバーにコミットメントをして貰いつつ、社会に貢献し、利益を得ていく仕事です。法律やリスクマネジメントは、スムーズに利益を確保し、かつ、集中できる環境をつくることです。経営コンサルタントや戦略コンサルタントも、心理的安全性やリスクの避け方についても教えてくれるわけではありません。交渉について、裁判まで踏まえたことを教えてくれるわけではありません。また、社会のインパクトについても教えてくれるわけではありません。
幣事務所は、社会のインパクト、それから相手方の心理まで考えつくしたうえで、選択肢を用意し、かつ、社内でのコミュニケーションまで円滑にできるように尽力します。
如何にあなたの精神的な負担を減らすか、その負担を減らすことで利益を生み出す仕組みを作るかまでコミットメントするのが我々の事務所です。一つ一つの文書及び動作に理屈があり、必要な限りその理屈までお伝えし、安心して自分のことに集中できる環境を作ることができるように尽力させていただきます。心理学、行動経済学、経済学様々な言葉が飛び交うかもしれませんが、驚かないでください。そうした一つ一つの言葉があなた自身の不安の霧を晴らす灯台としての役目を果たすことでしょう。