Ailawの使命
お客様、メンバー及びステークホルダーに約束すること
なぜやるのか
弁護士とは法律問題を解決する仕事、というイメージがあるかもしれません。間違ってはいません。しかし、それだけでしょうか。企業の方の心配を取り除き、社会の膿を取り除き、普通の生活を送る方に問題が起きた時にはよりよい解決策を探し出す。そのような現場で汗を流す泥臭い仕事もまた弁護士の仕事ではないでしょうか。
依頼者の「困った」を解決することにより社会に貢献し信頼を勝ち得て、自らの価値観を社会に伝える、そのことが社会の枠組みを変えていくことになるでしょう。
Purpose:意味のある法務で社会を豊かに
Ailawは、意味のある法務をもってクライアントがビジネスに集中できる環境づくりを手伝う法律事務所です。
意味のある法務とは、①多くの企業の悩みを解消し、本業に集中できる環境を作ることができる法務
②ユーザーと同じ目線で仕事をし且つその視座を高めることができる、
既得権の枠から抜け出し活発化する戦略を立てることができる法務
③成長を共に描ける法務
と定義します。
ビジネスの最前線で活躍する方々に寄り添い、不安を解消し、事業に集中する環境づくりをお手伝いします。また、それが社会全体の生産性の向上にも繋がって行くのです。
私たちの法務は、クライアントが利益を得ることまでコミットし、サスティナブルな状況まで至る様奔走します。
Mission:挑戦する者を支えるプラットフォーム作り
社会は、大量生産大量販売の時代から、限られた資源で最大限の効果と幸福を得る仕組みに変容しています。この変化に対応するためには、従来の枠組みを超えた視点と、新しい価値観に基づく取り組みが必要です。私たちは、「社会を富ませることのできる法務の確立」を目指し、皆様と共に次世代のビジネスモデルを創り出していきます。
そのために、法務の力を活用して、事業の持続可能性を高め、社会課題の解決を支援することを目標としています。また、単なる法的なリスク管理に留まらず、法務を経営戦略の中核に位置づけることで、事業の成長と社会的価値の創出を両立させます。
さらに、新しいビジネスモデルの設計において、どのようにその価値を広く社会に届けるかをPRの観点からも支援します。私たちは、社会全体の幸福と持続可能な発展を見据えた法務戦略を構築し、皆様と共に未来を切り拓くパートナーでありたいと考えています。
私たちは、問題の所在の明確化及び言語化、問題解決の役割分担の振り分けとして、クライアントと一緒に「構想を考える」、「目的を考える」、「方法を考える」、「その方法を実効的にする手段を考える」、「その方法が実効的でない場合にそれがフィードバックする仕組みを作る」ことを考え、それらの構想、目的、方法、手段、システムを相手に伝える「表現方法」を一緒に悩み考え、支えていきます。
挑戦する方々を支えるためのプラットフォーム作りの実現を目指します。
Vision:DeepTech,地政学的リスク管理,AI時代の組織・人事制度設計の三本柱
私たちは、以下の3つの柱を元に、あらゆるネットワークを使い、クライアントをサポートし、クライアントの利益の最大化に努めます。
・DeepTech支援— 技術から産業障壁を築く時代
現状認識
生成AIが汎用化した現在、単なるソフトウェア開発では投資家の関心を集めることが困難になっています。量子技術、先端バッテリー、合成生物学など、国家安全保障政策と直結する「DeepTech」が、次世代の産業構造を支える基盤技術として注目されています。これらの技術は長期投資が必須であり、国家技術戦略の一翼を担う性格を持っています。
DeepTech特有の経営課題
従来のスタートアップとは異なり、DeepTechは創業から事業化まで長期間を要するため、経営の一貫性よりも段階的な分業と経営者交代が成功の鍵となります。創業者の技術的ビジョンから、事業化・量産化・グローバル展開まで、各段階で最適な経営陣への移行が不可欠です。
私たちの支援内容
段階的経営移行の法的設計:創業期、事業化期、スケール期に応じた経営体制の構築
新しい資金調達スキーム対応:企業価値担保権(2026年春導入予定)等の活用戦略
国家技術戦略との整合性確保:政府系ファンド、産業政策との連携支援
長期投資に適したガバナンス設計:投資家と経営陣の利益調整メカニズム
知的財産権の戦略的管理:国際競争力を維持する特許ポートフォリオ構築
経営者交代を前提とした報酬設計:各段階の貢献に応じたインセンティブ制度
詳しくは報酬設計の未来を先取りする5:DeepTechの大いなる変革
・地政学的リスク管理 — 国家パワー下で生存する経営
現状認識
生成AIの軍事・経済利用により、WTO型の自由貿易秩序は根本的な変化を迫られています。技術の流出・供給遮断リスクが現実化する中、企業は単なる市場競争を超えた「国家パワー」の影響下での経営を余儀なくされています。特にDeepTech分野では、あらゆる技術が潜在的にデュアルユース(民生・軍事両用)として各国政府の注視対象となっています。
新たな地政学リスクの実態
従来の関税や貿易摩擦を超えて、産業スパイ、サプライチェーン断絶、技術移転規制が常態化しています。一つのキルスイッチで社会インフラが停止するリスクが現実となった今、企業は「攻撃される前提」での防御体制構築が不可欠です。
以下の対応が必要となります。弊所では共にサポート体制を整えます。
デュアルユース技術の管理体制構築:民生技術の軍事転用リスク評価と法的対応
ゼロトラスト型情報管理システム:内部脅威も想定した包括的セキュリティ設計
セキュリティクリアランス対応
技術流出防止の法的枠組み:営業秘密保護を超えた国家機密レベルの情報管理
動的な海外展開戦略:政治情勢変化に応じた事業展開の優先順位見直し
外資受入規制への対応
サプライチェーン・レジリエンス:供給断絶を前提とした代替調達網の対応
地政学的環境に「固定された正解」は存在しません。常に変化する国際情勢を踏まえ、技術保全と事業成長のバランスを動的に調整できる法的インフラを構築します。企業が国家間競争の犠牲になることなく、持続的に価値を創造できる環境を法的に支援します
・AI時代の組織・人事制度設計
現状認識
生成AIの普及と日本の少子高齢化が同時進行する中、従来の大量生産・終身雇用モデルから効率重視の「縮小均衡」社会への転換が不可避となっています。この変化に伴い、M&Aによる企業統合が活性化し、組織再編時における人事制度の抜本的見直しが急務となっています。
私たちの支援内容
M&A時の人事制度統合支援:異なる企業文化・報酬体系の法的整備
ジョブ型雇用制度への移行支援:メンバーシップ型からの段階的移行戦略
成果連動型報酬制度:AI活用によるデータ供給価値を反映した評価システム
多様な働き方への対応:フリーランスと正社員の境界を柔軟化した契約設計
縮小均衡下での効率化支援:少数精鋭組織における多能工化の法的枠組み
データ活用に関する法的整備:AI学習データの取扱いルール策定
縮小均衡社会においても企業と従業員が共に成長できる持続可能な制度設計を目指し、M&A等の組織変革の機会を活用した抜本的な人事制度改革を法的に支援します。
詳しくは以下のシリーズに書いています。
報酬設計の未来を先取りする1:生成AIの加速化によりメンバーシップ型からジョブ型雇用へ変わる必然について
Value:クライアントと、世界と、共に成長する
私たちは、8つの価値観と行動指針で皆様とともに成長するサービスを目指します。
①社会の困りごとを「先読み」して社会を切り開く | ②困難な時ほど「可能性」に集中 |
③期待通りではなく「期待以上」を目指す | ④伝えるではなく「伝わる」を意識し相手に思いやりと本音で接する |
⑤I(自分事)から始まり、「We(チーム事)」にして結果を残す | ⑥テクノロジーの変化を楽しみ「成長の機会」とする |
⑦世界を「楽しい場」にしていく | ⑧「自ら機会」を作り、世界とともに成長する。 |
まとめ:社会を先読みし、期待以上を目指して可能性に物・金・時間を投資し、適切なコミュニケーションを行うことで、チーム事にし、機会を作り出し、社会を楽しい場に変えていく
Credo:未来逆算型の実行者として
Ailawのクレドについて
※ 『クレド』とは:企業の全従業員が心がける信条や指針のこと。(元々はラテン語で『志・約束・信条』を指す。)
1.我々は未来志向です。
10年後を常に具体的に予測して、キャリアプランを作ります。理由はそうしないと世の中に取り残され、生き残れないからです。
2.我々は未来への冒険家です。1.を実現するには、常に社会動向を理解し、トライアンドエラーを繰り返して未来を切りひらかなければならないからです。現在の権威者は未来では時代遅れな存在です。
身近な未来志向者を馬鹿にしてはなりません。自分の方が知識があると過信してはなりません。なぜならその知識は既に時代遅れで、借りた知識にすぎないからです。身近な物知りより常に好奇心を持ち、常に動き、常に考え、常に先行者利益をとろうと考えている人間を信じるしかありません。謙虚に、かつ、大胆に動くしかありません。マーケターは職業ではなく、市場から自分の行動を決める生き方を指します。
3.コミュニティを育てる志向を持つべきです。『買って終わり』という過去のやり方は最早通用しません。それは搾取であり、この世の中を劣化させるものです。常に接点を持つ人を大事にし、自らと思考を同じくするものを大事にすべきです。顧客も接点を持つ人も、も、未来においては自らの同志であり、仲間です。安易な商品売りは我々はしません。
4.報酬は、感謝される時に生まれます。高い報酬は地位や権力から発生するものではありません。搾取から生まれた見返りは報酬ではありません。単に奪ったものです。高い報酬を得るには、未来を予測して動き、新しいものを作り、先行者利益を得ることです。報酬は単に座っていたりルーティンをこなしているだけでは生まれません。それらはオートメーションやチャットGPTその他の機械がやることです。我々の仕事は機会を作り、自らを変え、社会をより良いものに変えていくことです。先行者利益を得るには短期的な視点ではうまくいきません。コミュニティ育成、仕組みづくり、さまざまなことに脳を酷使し、先行者障壁を作るしかありません。そのためには常に10年後をイメージして作り上げるしかありません。
5.世の中はゲーム化しています。社会は、思った以上に漫画化、ゲーム化しています。例えば酸性雨から発生してきたエミッショントレードはゲーミフィケーションに近く、ESGも含めてゲームの新しい作り方です。ルールを作る側に回りたい場合、その辺を理解して、予測して動くしかありません。日本だけを考えるとその辺下手に動き、技術負債のみが発生し苦しむことになります。予測して備えることが必要です。
6.つまるところ、我々は10年後を予測し動くマーケターであり、それぞれが尊敬し合い、確信を持って前進しなければなりません(確信とは、後から批判されないなど心理的な安全性のこと。リーダーシップを取る人間の足を引っ張らないこと)。
そして、7.そのためには健康が第一です。健康に関して軽視する人間はここにいてはなりません。
8.まとめ
借りた知識を声高に主張する権威者に惑わされず、未来を見て行動してクライアントに貢献し、社会的な貢献をし、感謝されるように尽力するのが、このチームです。健康はそのためのベーシックです。