赤坂国際会計事務所

お客様のために徹すること

2015.10.11

社会の構成要素として会社は不可欠です。経済の流れを止めることはゆるされません。徹底して企業を支えます。妥協はしません。

(新しい弁護士の在り方)

支えるというのはどういうことは法律について助言をすることか、裁判に勝つことか。そうした伝統的な弁護士観が今の弁護士を駄目にしているのだと思います。リスクをとることは営利会社であれば当然すべきです。法律を遵守したり、裁判で勝つという役割はその一環です。

(1)会社は社会に有益だから存続する

会社は何のためにあるのかという原点から考えるべきです。会社は、社会に有益だからあるのです。ゼロからイチに有益性を生み出すのは難しい。有益であり続けるのは難しい。会社は常に変わる必要があります。

(2)弁護士は会社に利益をもたらす仕組み作りを考える必要がある

我々の役目は、会社にさらなる利益をもたらすことです。トラブルを利益に変える仕組みづくりが大事です。賠償金を払ってもらうことですべて解決という訳にはいきません。会社の関係者すなわち従業員、役員、取引先、消費者その他の関連者が幸せになる仕組み作りを考えなければなりません。

たとえば、環境法は、一つの企業が守れば良いものではありません。社会の総体が守らなければ、汚染が続きます。しかし、法律で押さえつけるだけだと、国会が法律を制定する機能があることから考慮すると、社会の流れについていっていない精度を順守することになります。新しいスキームを考えて、国会関係者、行政関係者等と協議し、新しいシステムを取り込むように努力しなければなりません。

(3)弁護士は予見できないサービスについて先回りして対応策を考える必要がある

会社は、消費者にとって予見のできないサービスをする必要があります。同じサービスをずっと続けていることは、サービスが悪いと評価されます。そうした中で弁護士の役目は何か。考えておくべきです。弁護士も進化し、より良いサービスを提供すべきです。改善案を出したり、政府に働きかけたり、動く必要があります。

(4)弁護士は勝てる証拠を集めるように会社に促すこと及び会社の信用を崩壊させない仕組み作りを考えるべき

弁護士は、会社が勝てるように様々な証拠を集めるように働きかけるべきです。しかし、勝てる事だけを助言するのは古い弁護士です。我々は常に変わらなければなりません。

会社の利益の源泉は、信用にあります。信用があれば存続でき、そうでなければ容易に倒産します。たとえ、余剰資金があったとしても、困難です。

(5)まとめ

弁護士の役目は、会社の信用を阻害される要因を常に注視し、会社とともに社会の変化に伴い変化し、経営者その他の関連者と協力してより信用の高い会社に作り上げることです。第三者の視点を出すだけでは駄目で、会社と社会にとって一番整合性のある答え(第三の案)を出す必要があります。第三とは、会社だけが短期的な利益になる案、会社の利益にならないが相手方だけが利益になる案を否定し、会社の長期的な信用となり、社会にも役に立つ案です。そのためには、あらゆるものを勉強し、研鑽する必要があります。

途上国やベンチャーで培った経験や大企業とのやり取りで培った経験、その他様々な経験を駆使して、全力で依頼者の利益になるよう絵を描きます。よろしくお願いします。万が一弊事務所で働く弁護士が以上のルールに違反したと判断された場合、是非ともご相談ください。

所長弁護士 角田進二

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